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主に映画の感想文を書いています

ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル(2011)

ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル [Blu-ray]

ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル [Blu-ray]

トム・クルーズ主演「ミッション:インポッシブル」シリーズ4作目。

日曜の午後、2〜3を鑑賞して満足していたら「今晩テレビでローグ・ネイション(5作目)やるよ!」と言われ、もう1本観ておけば追いつけるのかと思うも、その1本こと本作「ゴースト・プロトコル」は132分。テレビ放映までの残り時間、145分。ぐぬぬぬ! いや、イーサンなら「大丈夫、間に合う」って言うよな!と鼓舞されて再生ボタン押下。Prime Videoべんりぃ〜〜。無事間に合いました。

超あらすじ

核ミサイルの発射を阻止しろ! 頑張れイーサン負けるなイーサン! よろしくおねがいしまぁぁぁす!!!

一気にクオリティが数段上がった!

簡単に言うと、めちゃくちゃ面白かったです。あらゆる面で満足度の高いエンターテインメントに仕上がってました。次作「ローグ・ネイション」もすごく良かったけど個人的にはこっちのほうがトータルで好きかも。要素が多いので引き続き箇条書き的さっくり感想をば。

▼ハイテク脱獄つかみ良し。なんだろう、あの、硬派な脱獄ものが悲しくなってくるような机上の脱獄っぷり(笑) 今後大活躍していくベンジーのキャラがよく立った、楽しいシーンです。しかもアバンタイトル。う〜ん、満足感。

▼5秒後に消滅しない。頑張っていろんなバリエーションを作ってるなと(笑)

▼モロー!好き!! レア・セドゥ演じる殺し屋モロー。綺麗〜〜〜なブロンドのファニーフェイス、わたしの超、超、超好きなやつ。見たことあるなと思ったら「007 スペクター(2015)」のボンドガールさまでした。永遠に見ていたいくらい好きだったのだけど退場が早くて悲しい…。終盤まで出てたら5億点だったのに…。おのれエージェント・カーター…(MCUのそれとは関係ないんですかね)。

▼ハイテク書き割り。本作やたらと秘密道具的ギミックが充実してるんですが(この直前のハンディカム型リモートカメラとかも地味にくすぐられる)まずはこれね。なんだあの無駄なハイテク感! 好き!

ホークアイホークアイ ことジェレミー・レナーが本作から仲間入り。おかしいな、ホークアイはそんなピンとこなかったのに今回のブラントはめちゃくちゃ好きだわ…。過去にちょいと隠し事があるせいでイーサンから「打ち明けっこするか?」って言われるのもめっちゃ萌え。打ち明けっこ、て。最高かよ。

▼ドバイのビル登りはシリーズ最高傑作。なんというかもはやタイトルをトム・クルーズミッション:インポッシブルに変えたほうがいいんじゃないかと思っているんですが、さておき今回の世界最高層ビルクライミングは絶品ですね。次作を観てからだとより「わーお」って思っちゃう点として、結局のところベンジーに「ちょっと登ってきてよお」って頼まれてしぶしぶ登りに行くわけでしょ? 萌え! とにかく非常に楽しいシーンでした。

このCMも、楽しい。

▼あわや生搾りブラントサワー。恒例の宙吊りミッション、今回は磁力で失敬。しかもブラントが挑戦。非スタントマン相手に容赦なく「行け! 飛べ! 早く!」って煽りまくるイーサンのパワハラ感。あのファン、どう見ても生搾りレモンサワー用のアレ。

▼パーキングアクションからのサマーウォーズ的スリル。そういえばサーバールームが暑いくだりとかもちょっとサマウォっぽいな(笑) おばあちゃんは死なないが、嫁さんが死ぬ。いや生きてた。よかったー。

などなど。がっつりチームものになってくれたのがすごくよかったです。チームっていいなあ、って思える作品です。んで、よーし間に合った!と急いでテレビに切り替えて5分後には「ローグ・ネイション」を観始めたのでした〜。

(2018年167本目)