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主に映画の感想文を書いています

007 ドクター・ノオ(1962)

ショーン・コネリーが初代ボンドを務めた、「007」シリーズの記念すべき第一作。原題「007 Dr.No」。

超あらすじ

1962年、宇宙開発競争の時代。アメリカのロケット打ち上げを妨害する謎の人物「ノオ博士」を追って、ボンドたちはこれまた謎の島「クラブ・キー」へ上陸する。

007はじめました

ダニクレボンドは履修済なのですがそれ以外は一切手をつけていない007シリーズ。特にきっかけもないけれど、個人的に夏場は時間もあるしいっちょいきますか。という感じで気合いを入れて第一作目からいってみようと思います。何卒。

ダニエル・クレイグから入ってしまったので、まずはジェームズ・ボンドという男の先入観を消すところからのスタート。7作ってよく考えたらだいぶある。ショーン・コネリーのボンドとは結構長いお付き合いになりそうです。7作観終わる頃には思い入れたっぷりになってるかな?

物語の舞台は1962年。はい、もはやお馴染みの米ソ冷戦下1960年代です。X-MENが結成され、アイアン・ジャイアントが空を飛び、アマゾンでは半魚人が発見され、NASAでは黒人女性計算手がマーキュリー計画のために活躍し、ボルチモアではトラボルタがママになってる、わたしの記憶に新しいところでもそんな感じでいろいろあるこの時期ですが、銀幕上のジェームズ・ボンドも時を同じくして生まれたのですね。

一作目ということである程度身構えてはみたものの、なかなかにチープでちょっと安心しちゃいました。最初のうちはいいんですよ、いろんな「初代」に感動しつつ、そこそこイメージ通りのかっこいいボンドを堪能できるので。でも後半「クラブ・キー」に上陸してからは、なんともすごい大味で。しかもだいぶセンシティブな(笑) いや〜なんか燃料棒とか出てきたあたりから完全に笑えなくなってしまい楽しかったです。時代ですね。ちょうど「オーシャンズ11(2001)」で「ヒロシマにしない核爆弾だよ」とかいう配慮ありの台詞を聞いたばかりなので余計際立った感あります。

R.I.P. 初代ボンドガール様

本作で一番最初に登場するボンドガールのユーニス・ゲイソンさんが先月亡くなられたそうです。 メインではなくあしらわれてしまうほうのボンドガールですが、記事によればショーン・コネリー演じるボンドから、シリーズおなじみの名セリフとなる『ボンド、ジェームズ・ボンド』という名乗りを引き出した女性としても知られる」ということで、なるほどその功績は偉大ですね。

メインとなるボンドガールを務めるのはウルスラ・アンドレスさん。レイプされそうになっても毒グモを使って反撃するほどの強い女性(そういえば毒グモのシーン、指の隙間からも見れなかった…。映画でのクモがだいぶ苦手だと気付く)。ビキニ姿の登場シーンが有名だそうで、先日「ショーシャンクの空に(1994)」で知ったラクエル・ウェルチさんとかと時代的にも同じポジションの女優さんって感じでしょうか。

テレンス・ヤング監督

知ってるお名前だけど他に何撮ってる人だったかしら、と思ったら、マイフェイバリットムービー「暗くなるまで待って(1967)」の監督さんでした。オードリー・ヘプバーン主演の超スリリングな密室劇、めちゃくちゃおすすめです。あの監督さんなら続く007シリーズも期待できるかもしれない。ちなみにWikiによれば第二次世界大戦中に当時看護婦だったヘプバーンから介護された経験があるとか。すごい。なんで覚えてるの。

暗くなるまで待って [DVD]

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てなわけで長期戦の007レース始まりました。ちょいちょい進めてゆきます。なお、今回のベスト・オブ・ボンド賞は「時計見ながらキスをする」です。彼、こういうとこがいいよね。

(2018年148本目)