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主に映画のあらすじと(まとまりのない)感想文

一万円以下の中華プロジェクター使用レポート

昨年9月に衝動買いしたELEPHASの激安プロジェクターYG400。わたしを映画漬けにした犯人でもありますが、結論から言うと「一万円以下」という衝撃的お値段に対して非常に満足度の高い製品でした。10ヶ月ほど使い倒しましたので使用レポートを書いてみます。

プロジェクターの購入・使用は初。主な用途は、外部BDプレイヤーとHDMI接続しての映画鑑賞。音声出力も内蔵スピーカーは使わず、外部スピーカーからの出力です。

セッティング実例

f:id:threefivethree:20180701123336j:plain こんな感じでセッティングしています。とりあえず壁映しから試してみましたが(初プロジェクターなので十分楽しい!)、部屋の壁が真っ白ではないこともあり後日スクリーンを買い足しました。

スクリーンはこちらの製品。やはり激安。セール中ならプロジェクターと合わせて一万円でおつりが来ちゃいますね。

ただしこのスクリーン、問題なく使えるようになるまでだいぶ手をかけております。というのも、すごくシワが出やすいんですね。いかにしてシワをなくすか、というところでだいぶ苦労しました。裏の全面にプラダンシートを貼ったり、上からアルミパイプで吊り下げたり、下からも同じくパイプで伸ばしてあげたりと、余裕でスクリーン本体の価格を超えてしまいました。プロジェクターはケチっても楽しめるけどスクリーンはケチらないほうがいいかも、です。

f:id:threefivethree:20180701123720j:plain 大前提としてこの価格帯のプロジェクターは「スクリーンとプロジェクターの距離で投影サイズをコントロールする」作りになっています。壁映しなら融通がききますが、スクリーンに映す場合は決まった枠内に収めないといけませんので、三脚などで適切な位置に置いてあげる必要が出てくるかと思います。

最初はカメラ用の三脚を使っていましたが、据え置きするには床面積を取りすぎる(=邪魔)のが気になったので、ちょうど家にあったマイクスタンドを使うようになりました。もし買われる場合は三本足タイプよりもこういうタイプのほうがよりスペース節約になっていいかもしれませんね。

KC ストレートマイクスタンド MC-4500/CR

KC ストレートマイクスタンド MC-4500/CR

さて、細かい苦労は絶えません。マイクスタンドに付いているネジはプロジェクター本体の三脚穴と違うサイズです。なのでこういうアダプターを使っています。 これだけでもいいのですが、傾きなどをシビアに調整できるよう自由雲台も付けました。 プロジェクター本体がそこそこ軽いため、この小さな自由雲台でもしっかり固定できています。なお、当初はマイクスタンドのブーム部を使って角度調整をしようとしていました。しかし重量オーバーの感があった(だんだん下がってきたり、回ってしまったりする)ので、ストレートスタンド状態で雲台を利用するようにしました。

ちょっと気になるところ

お値段がお値段ですので基本的には「こんなもの」と割り切って使うのがよいです。という前提ではありますが一応いくつか。

レンズまわり

f:id:threefivethree:20180701221108j:plain 投影中です。10ヶ月ほど毎晩のように使った状態で撮影しました。使い終わったらレンズ部分は収納してキャップも閉めていますが、細かい埃のようなものは結構付着します。特別な手入れはしておらず、たまにカメラ用ブロワーで吹き飛ばす程度です。この埃が投影時に悪影響を及ぼすということは特にありません。

ただし、これはこの埃とは無関係だと思いますが、わたしの個体では右下にこのような汚れが投影されてしまいます。おそらく内部のゴミか埃なのだと思います。個体差、アタリハズレ的なところでしょう。 f:id:threefivethree:20180701221133j:plain 真っ白なシーンぐらいでしか気にならないので個人的にはそこまで気にしていないのですが、これが真ん中とかだったら確実に気になるはずなので、わりと嫌な個体差ではありますね。あと、部分的に黄色味がかって投影されてしまうことにも最近気付きました(購入時からそうだったかは不明)。こちらも真っ白なシーン、または白黒映画などで気になりやすいです。

動作音

動作音は結構大きいです。本体側面、入力端子のある側から放熱されており、そっち側に座って観ている場合などは(温風とともに)ファンの音がなかなか気になるのではないかと思います。慣れてしまえば気にはなりませんが、静かだと言えないのは確かです。

色設定が肝心

購入後しばらくしてから色設定を見直してみたところ、断然良くなりました。参考までに我が家でのベストな設定を載せておきます(コントラスト40/明るさ40/カラー60/シャープネス20/ティント50/別画面の色温度は暖色)。 f:id:threefivethree:20180701220946j:plain 個体差、投影面の色など、環境によってベストな設定は違ってくると思いますので、購入後はまず色設定の見直しをおすすめします!(バックの「ラ・ラ・ランド」が妙に暗いのは参考にしないでください笑)

明るさのサンプル

f:id:threefivethree:20180701222114j:plain 部屋の明かりを点けた状態で投影するとこんな感じです。うっすら何か映っているような気がする…程度です。明るい状態での使用はできないと言えます。

f:id:threefivethree:20180701222022j:plain 小さいランプをひとつ点けた薄明かりな状態で投影するとこんな感じです。映像に没入する必要がなければ、BGV的にはありかな?というレベル。たまにこれくらいの状態でなにか流しながら歯磨きなどしていることはあります(笑)

f:id:threefivethree:20180701222145j:plain 真っ暗な状態で投影するとこんな感じです。サンプル向きじゃないシーンを撮ってしまった感があるのですが、四隅が暗いのはもともとこういうシーンだからで(ごめんなさい)、実際この状態での明るさに不満はありません。

f:id:threefivethree:20180701222214j:plain 投影されたものを近くで見るとこんな感じ。解像度はそんなに高くありません。ただ、そのおかげで低画質なソースを大画面に引き伸ばしても比較的きれいっぽく映るように思います。これといって不満には思っていません。ただもちろん、日頃から職場などで高解像度のプロジェクターを使われている方は気になってしまうかもです。

総評としてはおすすめです

ズームができないことによる設置場所の制限、先述のゴミ、ファンの音など、もっと上位機種にしてみたいな〜と思える動機はいくつもありますが、コストパフォーマンスを考えた場合、現状でもかなり満足しています。大画面で映画やライブ映像などを観れるというのは、それだけで非常に満足度が高いです! 確実にお値段以上の楽しさを見出せると思いますので、ちょっとプロジェクター気になっちゃった……という方はぜひそのノリで諭吉を投げてみてください。

f:id:threefivethree:20171002234607j:plain ※購入当初の三脚時代。ライブを観るのがすごく楽しくて感動しました。