まっぷるトラベルガイドさんで書かせていただいている映画紹介記事、お知らせが遅くなってしまいましたが今月頭くらいに「SF映画のおすすめ6選」が公開されました。【2022年】SF映画のおすすめ6選! 近未来、宇宙、異世界、今日はどちらへ?SFでたった6本し…
池袋シネマ・ロサにて、片山享監督の映画『わかりません』を観ました。こちら、まず面白いのが、出演者の多くが「本人役」であるところ。ボブ鈴木さん演じる「ボブ鈴木」と、木原勝利さん演じる「木原」という、実在の「おっさん」二人の物語なのです。そし…
映画『マイ・ブロークン・マリコ』を観ました。平庫ワカさんの同名コミックを原作として、『浜の朝日の嘘つきどもと(2021)』のタナダユキ監督が実写映画化。永野芽郁さんと奈緒さんW主演ということで(クレジット的には永野芽郁さん単独主演なのかな、でも…
シネマ・チュプキにて10/15(土)まで上映中の映画『ファーストミッション』を観ました。こちら、SNSで評判を見ていると『カメラを止めるな!(2017)』や『ベイビーわるきゅーれ(2021)』などと併せて語られる傾向がありまして、その辺りのタイトルにピンと…
アトロクことTBSラジオ「アフター6ジャンクション」にて、シネマ・チュプキ・タバタとの合同企画「オリジナル音声ガイド制作プロジェクト」完結編が放送されました。矢野ほなみ監督の短編アニメーション作品『骨噛み(2021)』に、TBS日比麻音子アナウンサー…
深田晃司監督の最新作『LOVE LIFE』をBunkamuraル・シネマにて観てきました。なんていうか、すごく良かったんですけど、そこまで何かを書こうという気持ちにならなくて、とりあえず書き始めた現時点でもまださほどアウトプット欲がありません。ちなみに深田…
まとめすぎたタイトルです。さて、毎月書かせていただいている「まっぷるトラベルガイド」さんでの映画紹介。9月はまず「ノンフィクション映画のおすすめ6選」という記事が公開されました。 おすすめのノンフィクション映画6選!必見の実話にもとづくおすす…
2週間も開いてしまいました。生きてはいます、353です。さらに言うと映画自体は前回の投稿から20本くらい観ています、353です。というわけで、まずは2週間前に観たやつ、2022年9月前半の[シネマ・チュプキ・タバタ](https://chupki.jpn.org/)鑑賞メモです。…
韓国の第15代大統領・金大中とその「影」で暗躍した選挙参謀・厳昌録(オム・チャンノク)をモデルに1960〜70年代の選挙戦を描く、韓国映画お得意のポリティカル・エンタテインメント作品です。近年の代表的な関連作品を劇中の時系列で並べると、朴正煕暗殺…
映画ライター、アートディレクターの高橋ヨシキさんが企画・脚本・監督をつとめた映画『激怒』を新宿武蔵野館にて観てきました。高橋ヨシキさんといえば雑誌「映画秘宝」などでもお馴染みですが、わたし的にはアトロクことTBSラジオ「アフター6ジャンクショ…
2022年8月に観た映画やいろんなことを振り返ります。リンク先は感想記事、並びは鑑賞順です。公開から3ヶ月くらいまでのタイミングで鑑賞したものを新作、それ以外を準新作/旧作としています。旧作めっちゃ観てて驚いています。そして新作が1本だけだったと…
映画『さかなのこ』を観てきました。のんさんが「さかなクン」を演じるらしい、程度の情報で止まっておりさほど注目もしていなかったのですが、いざ公開されるや、おや、評判が良さそうだぞ…? そこで初めて知ります、沖田修一監督だったのか!というわけで…
森井勇佑監督の映画『こちらあみ子』を観ました。今村夏子さんの同名小説を原作としていますが、小説を全然読まないわたしがそのタイトルを知ったのは『花束みたいな恋をした(2021)』を観た際。劇中で「今村夏子さんの『ピクニック』」というワードが何度…
先日ウォン・カーウァイ4Kレストア上映企画「WKW4K」にて『恋する惑星(1994)』『ブエノスアイレス(1997)』の2作を鑑賞し、初めてウォン・カーウァイ世界に触れたわたしですが、その後すぐ配信で『欲望の翼(1990)』を、昨日は劇場で『花様年華(2000)…
『ゲット・アウト』『アス』などのジョーダン・ピール監督最新作『NOPE/ノープ』を観てきました。こちら、何か得体の知れないSF系ホラーな予告にとても期待しておりました。そして見事に期待以上でした。ってのと、ジョーダン・ピール史上最高にエンタメ寄…
「まっぷるトラベルガイド」さんで書かせていただいている心のトラベルガイドこと映画紹介記事、8月分の2本目として『おすすめのファンタジー映画!剣と魔法だけじゃない、珠玉の6作品をご紹介!』という記事が公開されました。お題「ファンタジー映画6選」…
シネマ・チュプキにて、滑り込みで『劇場版 ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール-』と『プロメア』を観てきました。ひとつひとつじっくり書けるくらい両方とも良かったのですけど、スピード感重視の(しかし文字は無駄に多い)2本立て感想で今…
へだててて。今はすっかり読み慣れたこのタイトルと出会ったのは、『春原さんのうた』ほか杉田協士監督の特集上映でポレポレ東中野へ通っていた頃。いつも予告編で流れてて、気になりつつも観れてなくて。ああよかった、やっぱりチュプキに来るわ、ってこと…
Netflix独占配信の韓国ドラマ『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』が終わってしまいました。犯罪者以外誰も悪者にしない、やさしい物語でした。そんな「やさしい物語」が幕を閉じたところでなんですが、あの「エグい物語」が帰ってきました。『ゲーム・オブ・スロー…
僭越ながらわたしなぞが毎月書かせていただいている「まっぷるトラベルガイド」さんの、(なぜか)映画の記事。今月は、引き続き「【2022年】おすすめの泣ける映画50選! 心のデトックス、しませんか?」と連動するかたちでの「泣ける映画〜邦画編〜」深掘り記…
8/19(金)から劇場公開されているウォン・カーウァイ監督作品の4Kレストア企画で、『恋する惑星(1994)』と『ブエノスアイレス(1997)』を観てきました。と、さも知ったような口で書きましたが、ウォン・カーウァイ作品ってじつは観たことがなくて。よく聞…
韓国映画『無垢なる証人』を観ました。こちら、現在大ヒット中の韓国ドラマ『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』の脚本家ムン・ジウォンさんが脚本を手掛けた法廷ものヒューマンドラマです。あらためて超ざっくり書いておくと『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』というド…
2022年7月に観た映画やいろんなことを振り返ります……ってうっかり8月も14日! 合併号でいいのでは?? まいっか、はい、リンク先は感想記事、並びは鑑賞順です。公開から3ヶ月くらいまでのタイミングで鑑賞したものを新作、それ以外を準新作/旧作としていま…
久保つぎこさんによるノンフィクション『あの日のオルガン 疎開保育園物語』を原作とした、太平洋戦争末期「疎開保育園」の物語です。監督・脚本の平松恵美子さんは、山田洋次監督のもとで共同脚本や助監督を長年つとめてこられた方なのだそう。驚くべきは、…
時は2022年。高性能VRによる完全没入型オンラインゲームの中、「現実世界の生死」をかけたデスゲームが発動してしまう——というお話。最近『イカゲーム』でも思いましたが、デスゲームってフィクション性が高いのにひどく入り込めてしまう不思議なコンテンツ…
念願の! 「長岡花火」こと「長岡まつり大花火大会」へ行ってきました。大前提として、そもそもなぜわたしが長岡花火に惹かれているかというと、大林宣彦監督の映画『この空の花 長岡花火物語』のせいです。2020年4月、大林監督の訃報をきっかけにわたしは初…
Netflixで配信中の韓国ドラマ『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』。あっという間に8/1現在の最新話10話まで観てしまったので鑑賞メモをしたためておきます。以下、1〜10話までのネタバレを含みます。ざっくり言うと「自閉スペクトラム症の弁護士」の話である本作、…
「まっぷるトラベルガイド」さんにて、新海誠監督の劇場用作品全7本について記事を書かせていただきました。それぞれ簡単な作品紹介と聖地ガイドになっています。新海誠監督につきまして良く言えば「フラットな視線を持つ」、悪く言えば「熱心なファンじゃな…
ざっくり言うと「自閉スペクトラム症の弁護士」の話です。まず冒頭、主人公ヨンウが「初めて発した言葉が“刑法”」っていうつかみからして最高で。時は経ち、首席でロースクールを卒業したヨンウは「韓国初・自閉スペクトラム症の弁護士」となり、一流弁護士…
韓国映画です。ジャンル的にはサスペンススリラーのちサイコスリラー。「家の中に誰かいるんじゃないか」っていう身近な恐怖感覚をより発展させた作品なのですが、これがまあ、怖いです。一人暮らしの人は鑑賞注意です。「ドアロック」とは文字通りドアの鍵…