2018年の作品
グザヴィエ・ドラン監督の新作『ジョン・F・ドノヴァンの死と生』を観ました。主演は『ゲーム・オブ・スローンズ』シリーズのキット・ハリントン。そう、何も知らないジョン・F・ドノヴァン。 あらすじ ジョン・F・ドノヴァンが死んだ。テレビドラマで人気絶…
『彼らは生きていた(原題:THEY SHALL NOT GROW OLD)』という映画を観てきました。つい最近『1917 命をかけた伝令(2019)』で描かれていた、第一次世界大戦の西部戦線。その「実際の記録映像」を用いたドキュメント映画です。 概要 第一次世界大戦中に西…
まもなく公開『ミッドサマー』のアリ・アスター監督が2018年に公開した作品。ホラーです。ちょう怖いです。出演は、最近『ナイブズ・アウト』で観たばかりのトニ・コレット、新生『ジュマンジ』シリーズのスペンサー役アレックス・ウルフ、ほか。 あらすじ …
タイトルのインパクトがすごい(笑) こちら2018年のアメリカ映画で、日本では劇場公開なし、現在Netflixにて独占配信されています。 おなじみ「アトロク」で文芸エロス特集というのをやっていまして、3本紹介されたうちNetflixですぐ観れるこの1本を観てみま…
昨年とても話題になったNetflix映画、遅ればせながら鑑賞いたしました。監督は『ゼロ・グラビティ(2013)』などのアルフォンソ・キュアロン。タイトルの「ROMA」は監督の故郷メキシコの地区「コロニア・ローマ」を指しており、イタリアの首都ローマとは無関…
『スカイウォーカーの夜明け』からの『マリッジ・ストーリー』、これは新春アダム・ドライバー祭りの予感。昨年観そびれたままだった『ブラック・クランズマン』を観ました。 あらすじ 1970年代アメリカ。地域初の黒人警官となったロン(ジョン・デヴィッド…
世界的に高い評価を受けた、是枝裕和監督の作品。パルムドール受賞を機に日本でも大ヒットとなりました。一方わたしはちょっと、暗そうな邦画となると食指が動かないほうなのでパス。母国語で神経研ぎ澄ませて繊細な映画観るの、すごく体力を使うんですよね……
この予告編を観てときめいちゃった人は絶対観たほうがいいやつです。期待したものは確実に供給されます。 ときめいちゃった勢として、行きたいなーと思いつつなかなか行けてなかったんですが滑り込みで行けました。映画館で「移動都市、入場開始いたします」…
これ、すごい覚えてるんですよね。というのも、観れなかったことを。ちょうど一年前の今頃、確かテレビで斎藤工がおすすめしてて、無性にビビッときたからこれは観なくちゃと思っていたのに「レッド・スパロー」あたりにかまけていたら結局観そびれてしまっ…
めちゃくちゃスタイリッシュで楽しかった。 アニメーションで製作された「スパイダーマン」関連作だけれど、スピンオフなどではなく普通に単品のエンタメ超大作。 スパイダーマンに限らずアメコミの世界では「マルチバース」という考え方があるらしく、要は…
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズを繰り返し見せられて育ったので、クリント・イーストウッドという名前はかなり幼い頃から認識していました。ただし「昔の西部劇の人」としてですけど。 とんでもないことを言うと、イーストウッドがまだ生きてい…
最寄り映画館でやってない系を一気に観ちゃおう、と思い立った日曜日。「女王陛下のお気に入り」とこれをハシゴしました。立川シネマ・ワンの6階2シアターを制覇。最近よく行ってます。 本作は、一昨年のアカデミー賞作品賞などに輝いた「ムーンライト(2016…
エマ・ストーンの新作はパッと見「ベルばら」みたいな世界観のお話、あんまり興味のないジャンルだなとは思ったものの、FOXサーチライトは当たりが多いのでやっぱり観ておこうと行ってきました。近場ではやっておらず立川シネマシティへ。ここんとこ週一で通…
去年の3月1日、さほど期待もせずレイトショーで観た「シェイプ・オブ・ウォーター」にノックアウトされてから丸一年。きっと今年もこの日にはいい作品と出会えるだろう、と思って選んだのは公開初日の「グリーンブック」。奇しくも「シェイプ〜」と同じくア…
公開日のお昼くらいまで観るつもりのなかった「アクアマン」、なんでか公開日に観てきました。予備知識ゼロで行ったようなもんですが、めちゃくちゃ楽しかった…。 一言であらわすなら、いい意味で節操のない映画っていうか。よくこんなトンデモ映画作ろうと…
名作ミュージカル映画「メリー・ポピンズ(1964)」の半世紀以上ぶりとなる続編。前作は最近までちゃんと観たことがなく、「午前十時の映画祭」のスクリーン鑑賞が初見という幸せな体験をさせてもらいました。 どちらかというと併せて観た「ウォルト・ディズ…
サスペンス小説「ミレニアム」シリーズの映画化プロジェクト第三弾。最も有名であろうデヴィッド・フィンチャーによるハリウッド版「ドラゴン・タトゥーの女(2011)」ですっかりハマってしまい、後追いでスウェーデン版三部作も鑑賞。そして今回、また新た…
キャンペーンがあるということで、ようしここはいっちょ小粋な文章を、と勇んで観に行ったのですが、ディズニーの強さにノックアウトされてふらふら帰ってきました。「ディズニーが強すぎる」の10文字で済んじゃう。さよなら小粋な文章。 予告編で興味をそそ…
原題「A STAR IS BORN」。1937年公開の「スタア誕生」以降2度にわたりリメイクされてきた同名映画の、3度目のリメイク。レディー・ガガ、ブラッドリー・クーパー主演(兼監督)。久しぶりに公開初日の鑑賞です。前回の映画館が「ボヘミアン・ラプソディ」だ…
書き方を忘れました。久しぶりの映画感想ブログです。NY旅行記を書き終わってからだと絶対書けない気がしたので先に。なお、この前に飛行機鑑賞ぶんの5本がありますがそれはまた追って…。 概要 ロックバンドQUEENの伝説的ボーカル、故フレディ・マーキュリー…
「マーベル・シネマティック・ユニヴァース(MCU)」、さりげなく記念すべき20作目。「アントマン(2015)」の続編であり、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2018)」から続くエピソードでもあります。MCUファンの方はネタバレにご注意を。 あらす…
土屋太鳳と芳根京子のW主演による、同名コミック(松浦だるま)原作の実写映画。まったくネタバレ見たくないという方はご注意ください。 土屋太鳳も芳根京子も大好きなわたし、非常にこれ楽しみにしておりまして。最近邦画づいてるなーと思いながら公開日に…
大根仁監督作品。韓国映画をリメイクしたものだそう。大根さんは原作ものリメイクものが多いですけど、とても好きな監督です。 撮影19日目。ルーズソックス可愛い。 https://t.co/N3bv2k8KeT— 大根仁 (@hitoshione) 2017年11月5日 去年の秋口ごろから監督…
「マンマ・ミーア!(2008)」の続編。結構大きなネタバレがあるのでこれから観るつもりの方はお読みにならないほうが。 概要 前作「マンマ・ミーア!」から数年後、ソフィ主導で改装されたホテルのお披露目パーティーを控えた「現在」。そして遡ること数十…
「オーシャンズ11(2001)」から続く世界観のなか、女性のオールスターキャストで制作された新機軸の作品。ここのところ過去作を一気見していたのは、この予告を観て「オーシャンズ」シリーズに興味を持ったから。予習ばっちりで公開初日劇場鑑賞してきまし…
一気見で準備万端! 満を持して公開初日に観てまいりました〜。大スクリーンかじりつきで観るミッションインポッシブルはこんなに楽しいのか!と感動。もちろんネタバレありますのでご注意を。 まいど雑あらすじ 今回もIMFと地球がピーンチ。核爆弾の起爆を…
「ジュラシック・ワールド(2015)」の続編。監督はJ・A・バヨナ、製作総指揮にスティーヴン・スピルバーグなど。公開初日に鑑賞してきました。ネタバレあります。 あらすじ 前作から3年後、かつて「ジュラシック・ワールド」のあった島は廃墟となり恐竜たち…
「スター・ウォーズ/新たなる希望(1977)」の10年前、若きハン・ソロを描くスピンオフ作品。ネタバレあります。 概要 同上のスピンオフ。「スター・ウォーズ・ストーリー」前作「ローグ・ワン(2016)」と並行した時代のお話。「ハン・ソロ」という名前の…
2018年4〜6月にかけて開催されたB'zの30周年記念エキシビジョン「B’z 30th Year Exhibition “SCENES” 1988-2018」。その会場内特設シアターで有料上映されていた映像を、前後期分まとめて劇場一般公開したものです。映画感想記事に紛れていますが、ただB'zフ…
先日遅ればせながら1作目を鑑賞し想定外にツボってしまったところに都合良く2が公開されたのでホイホイ行ってきました。 あらすじ(ざっくりプロローグ) 俺ちゃんことデッドプールことウェイド・ウィルソンは、前作以降も殺し屋的ヒーローを続けている。恋…